構造用集成材
構造用集成材
所要の耐力を目的として等級区分したひき板(ラミナ)を集成接着したものであって、所要の耐力に応じた断面の大きさと安定した強度性能を持ち、大スパンの建築物の建設も可能です。
寸法、断面積によって大断面、中断面、小断面に分類されています。木質構造の耐力部材として柱、梁、桁などに使用されます。
化粧ばり構造用集成柱とともに国土交通省告示に基づいて材料強度が定められています。
製品例
●中断面、小断面集成材は、主に木造住宅の柱、梁、桁など、構造物の耐力部材として広く使用されています。大断面集成材は、体育館、学校、集会施設、事務所、寺院、教会等の大型木造施設など、優れた強度性能、耐火性能、耐久性等を求められる建物に欠かせない材料となっています。
化粧ばり構造用集成柱
所要の耐力を目的としてひき板(ラミナ)を集成接着し、その表面に美観を目的として化粧薄板を貼り付けた集成材のうち、主として在来軸組工法住宅の柱材として用いられます。
(断面の一辺の長さが、 90mm以上135mm以下のもの。)
製品例
●在来軸組工法住宅の主として和室の柱として多用されます。
●芯材には積層数が5枚以上で、化粧薄板も1.2mm以上のものを用い、強く、美しく、狂いが少ないのが特長です。